尿検査の前日はオナニーすべからず!!!
しょっぱなから衝撃的なタイトルですが、そうです!尿検査の前日はオナニーをしてはいけないのです!学生や社会人は年に一度、健康診断があります。健康診断では尿から身体の調子を調べるために尿検査を行います。
私は明日に健康診断があることを忘れて無我夢中でオナニーをしていました。そして、健康診断当日の朝に健康診断があることに気づいたので、尿意をもよおすためにお茶をがぶ飲みして健康診断に臨んだのです。
運良く適量のおしっこを採取できたので、そのままスムーズに健康診断を終えたのでした。
衝撃の検査結果が…
しばらくして健康診断の結果が届いたのですが、そこには驚くべき結果が書かれていました
尿蛋白検出のため再検査!
尿蛋白とは何でしょう?人は1日に40mg~120mgの蛋白が尿に排泄されています。蛋白の量を適正に保っているのは腎臓の「糸球体」と「尿細管」です。糸球体は腎臓内で毛細血管が球状に集まった組織です。糸球体で血液を濾過することで身体の中の老廃物を尿として排出しているのです。また尿細管は糸球体から伸びている細い管で、集合していき太い集合管となります。そこから尿が排出されるのです。
血液中に含まれるアルブミンのような大きい蛋白は糸球体を通過できないため尿にはほとんど検出されません。また小さい蛋白も糸球体を通過した後に尿細管で吸収されてしまうので尿には検出されません。このような理由により、蛋白は尿にほとんど含まれないような仕組みになっているのです。
しかし、オナニーをするとどうでしょう?
ご存じの通り、精子はほとんどが蛋白質です。そのためオナニーをすると尿道に蛋白が残ることになります。その後に尿を排出すると尿道に残った蛋白が尿の中に含まれることはもはや明らかです。検出された尿蛋白は実は前日のオナニーによる精子だったのです。
今回の件から得るべき教訓
今回の件から私が得るべき教訓は、オナニーしてから尿検査をするまでに一回はおしっこして尿管の蛋白を排出しないと、尿検査で引っかかってめんどくさいことになるし、看護婦さんに「あらやだわ」だなんて思われたりして恥ずかしい目に合うということです。
しかし、翌年の健康診断ではすっかりその教訓を忘れて、当日の朝にオナニーしてしまいました!あらやだわ。
補足すると、尿蛋白は糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症など腎臓の疾患によっても引き起こされます。決して軽視せずに気をつけましょう。