オナニーが原因で薄毛・ハゲになるの?
それは、一本の電話から始まりました。「オナニーってしすぎるとハゲるんですか!?」サイト運営を応援してくれているリアルな知り合いからの連絡でした。確かによくオナニーをすればするほどハゲや薄毛になりやすくなるというのは、噂話で聞くことが多いです。
さて、それでは、実際の所はどうなのでしょう? 本当にオナニーが原因で薄毛やハゲになると思いますか? 結論から言うと、ハゲや薄毛とオナニーの間に明確な関連性は見つかっていません。そもそも、なぜハゲや薄毛とオナニーが結び付けられるようになったのでしょう。
オナニーで男性ホルモンが増えて、ハゲや薄毛になるというのはデマ!
まず、男性ホルモンが増えることで薄毛やハゲが進行するのかという問題について考えてみましょう。結論を言うと、男性ホルモンが変異したDHT(ジヒドロテストロン)と呼ばれる物質によってハゲや薄毛が進行します。なので、男性ホルモンが増えれば、その分変異する物質が増えるわけですから、薄毛が進行する可能性は事実としてあるわけです。それなり以上の警戒が必要といえるでしょう。
それでは、オナニーはやっぱりしない方がよいのかというと、それは早計です。実は射精を行うと男性ホルモンが増えるとおもわれていましたが、最新の研究結果によるとそれは否定されているのです。どれだけオナニーをしても男性ホルモンが増えることにはつながりません。
むしろ、禁欲することで男性ホルモンのテストステロンの濃度は増加をしてしまったのです。つまり、ハゲたくないとオナ禁をしている人ほど、むしろどんどんハゲや薄毛が進行してしまっているというわけです。何とも切ない話ですよね。
オナニーが全くハゲや薄毛に影響がないかというと……
さて、最後にもうひとつだけご紹介したい事実があります。それは、髪と精液の関係についてです。髪は身体学的には余剰分で生産されるものです。つまり、生きていくために必要な部分(心臓などの臓器に血液、そして筋肉)へと栄養が回りきった後で、最後に作られるということです。そして、精液を作るためのたんぱく質やミネラルはオナニーをすればするほど外部に放出されます。
結果として、栄養が足りなくなってしまうことで薄毛やハゲが引き起こされてしまう可能性は100%ゼロとは言えません。実際栄養バランスが悪い時には、まず髪がパサついたりなどといった形で状況が把握できます。そんな時はしっかりと栄養を取るようにしましょう。適度にバランスをとってオナライフを楽しんでくださいね。